荒 地 山 六甲の岩山 (標高 549 m) |
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④ 2012年08月22日(水)の記録へ ③ 2012年08月08日(水)の記録へ ② 2007年12月25日(火)の記録へ ① 2003年07月17日(木)の記録へ |
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① 2003年7月17日(木) 晴れ 城山(鷹尾山)より荒地山 |
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阪急武庫之荘駅(09:17)-芦屋川駅(09:33) |
梅雨が明ける気配が無いものの、雨の少ない梅雨後半の薄日の差す日に山行に出かける。
平日だが阪急電車芦屋川駅北側の広場では高年者達のザック姿が多い。
もちろん私もその人たちと同類ではあるが。
阪急芦屋川駅(09:35)~鷹尾山(10:25/35)~荒地山(11:50/12:50) |
山芦屋の邸宅街を芦屋川沿いにアスファルト道を北上、城山への分岐を右折するとすぐ山道となる。
緑のトンネルは日差しをさえぎり涼しい風と共にさわやか。ジージーと蝉が鳴き、小鳥もにぎやかである。
城山への中間地点にはベンチの置かれた展望所があり、絶好の休憩所。
キノコや野鳥を観察しながらの私を、年配のご婦人が追い越してゆく。
私がキノコをデジカメで写しているのを見て、興味深そうに「何というキノコですか」などとお聞きになる。
鷹尾山(字城山国有林の表示)は城跡であるが当時をしのばせるものは何も無い。
山頂広場の真ん中に大きなヤマモモの木が育つ、また東辺にあるウツギの大木に白い花は満開で蜂が密を求めてたわむれている。
神戸港がかすんで見え、東南方向の大阪湾には船が点点とする。
風吹岩より城山、右奥は芦屋市街
岩梯子は阪神淡路大地震にもめげず健在、この荒地山岩場の核心部を(11:35)を過ぎるともう山頂まで15分だ。
荒地山の山頂(11:50)ここで昼食休憩一時間(風は汗をかいた身体に寒いくらい)
荒地山(12:50)~ゴルフ橋(芦屋ゲート)(13:20)~天狗岩、なまず岩(14:20)~芦屋川駅(15:20) |
「ヒグラシの 大合唱に おどろきぬ」
赤線は今日私達の歩いたGPSの軌跡
高座の滝少し手前にある大谷茶屋(木曜日が定休日)のご主人の話では今朝は気温が5℃だったそうだ。
茶店の前に毎日登山会の出席簿が置かれており、一番多数回の方は一万回を越えている。
たいした人だなぁ、毎日休まなくても30年もかかるのだから。
私はロックガーデンが好きだといってもまだ20回くらいかな。
不思議な形の岩が林立するロックガーデンの核心部
滝を越え、すぐ地獄谷へ入る。
岩がゴロゴロ、その岩をよじ登って越えてゆく。
谷を詰めロックガーデンの特徴的な岩山を右へ左へ登ったり、下ったり。
振り返れば阪神間の湾岸が見張らせる。
でも今はもう白砂青松の景色は無く、埋め立てられた無機質な都市風景。
数十年前に泳いだ芦屋の浜も、灘、魚崎の浜も今は影形も存在しない。
岩梯子
岩窓 ザックがひっかかり抜けられない
ロックガーデンは日本岩登りの発祥の地、高座谷を挟んでこのすぐ東に位置する荒地山も同じように岩また岩の山、荒地山とは正にその名の通り。この荒地山にロッククライミングのゲレンデとしてキャッスルウオール、ブラックフェースがあるのだがこのゲレンデを回って山頂をめぐる予定で歩いた。キャッスルウオールからすぐ直登したがこれがまたほとんど歩かれていない危険な登り。下りは黒岩の一本松の下でゆったり昼食、高座谷を下り奥高座の滝を経て芦屋川駅へ戻った。
会下山遺跡
弥生時代の遺跡、兵庫県の指定文化財
ここは深江から有馬へ鮮魚を運んだという古の「魚屋道」途上、標高188mの会下山の山頂にある。
今から約2000年くらい前の弥生後期の遺跡で復元家屋も一棟建てられていた。
荒地山登山口13:45~15:25荒地山山頂15:35~16:05風吹岩16:10~16:50登山口
高圧鉄塔より荒地山
GPSのトラック
高座の滝に二つの茶屋があります
下に滝の茶屋、上に大谷茶屋
(左)大谷茶屋の前から城山~荒地山コースに合流する分岐への登山口の道標
(中)岩はしご
(左)岩梯子上部からの展望 (右)宝寿水
荒地山にはこんな大岩があちこちに点在しています
往路 阪急芦屋川駅09:30 ~ 高座の滝 ~ 中滝 ~ 奥高座の滝 ~ 尾根へ急登 ~ 11:30荒地山
帰路 荒地山12:30 ~ 黒岩 ~ 高座谷 ~ キャッスルウオール ~高座の滝 ~ 14:30阪急芦屋川駅
標高300m位からはひどく傾斜が強く、岩登りです
高座の滝(5m)
高座の中滝(3m)
奥高座の滝(2段になって落ちています、水量は少ない、 5mくらい)
キャッスルウォール (この岩は震災にめげず健在です 30m 1ピッチもありませんが中央ルートはむつかしい)
黒岩の上に一本の赤松
ア ク セ ス と 情 報