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水場
尾根をゆるやかに登り、ひとつ右の尾根との間の谷を少し進めば水場がある。ザックを肩から下ろし、紙コップにすくってひとくちふたくちのどをうるおす。 |
上:ミツマタ、下:林道 |
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こわごわ登るのぞき岩
この岩を見に行くにはちょっとこわーい岩場を通らねばならない。雪の季節以外は巻き道が利用できるが、今は雪が残っているので立ち入り禁止のロープを無視して岩を攀じる。
のぞき岩から震えそうになり大岩壁を見下ろすのはちょっぴりスリルがある。ガスがかなり早く流れており、ガスが切れれば奥津温泉方面が望める。
奥津三山の一つ湯岳(奥津富士)もうっすらと見える。 |
福ガタワ
水場から稜線に登りつめると福ガタワ出る。ここからは笹原の稜線をアップダウンを繰り返す。
山の天気は変わり易いもので、シトシトと春雨がやってきた。幸い大雨にはならず30分ほどで止み、レインコートを出すまでもなかつた。 |
のそき岩 |
AとBコースの合流点の小屋 |
尾根にでるまでの急な坂道をこえれば、
あとはいくつかのピークの向こうに
めざす山頂。
1000m付近から稜線と斜面に雪が残る
ザクザクと雪を踏みしめる音が、とても心地よい響きをたてる。 |
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中林よりの道が合わさる分岐に立つ道標
中林側と反対側へ下れば有名なのぞき岩がある。 |
山頂を見る
中林分岐から望む1198m峰とその奥に泉山
この分岐のピークは井水山(いすいやま)(1,150m)と呼ばれ、3つの峰からなる泉山の一つの峰であり、本峰と第二のピーク(中央峰)もここから展望できる。 |
天候悪化、風も強まる
しかも
さむーい〜
ガスが湧き厳しくなる山頂付近の残雪の尾根
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山頂手前より振り返る
残雪が多くなる
井水山を下り泉山ヒュッテの付近には、北斜面なので雪が一面に残っていた。そして稜線上にも残雪が多くなる。ザクザクと気持ちの良い足音を響かせ歩く。北国生まれの明るく、快活な同行の友は『子供の時学校からの帰り道、雪除けをした道脇に高く積まれた雪の上を歩いた事を思い出す』とのこと。 |
とってもいい感じで
登って来たのに
お天道様の
機嫌が良くなくて
この山頂にもう一度
おいでなさいとの
挨拶と受け
寒いがマットに座り込み一時間近くお昼休み。
山頂より1198m中央峰を振り返る
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山頂からは何も見えず |
一等三角点の山頂
雨は止んではいるが、ガスが湧き上がれば一瞬にして真っ白で何も見えなくなる。
晴れておれば大山も見えるというが、残念だなあ今日は。だが先月登った津山の「天狗寺山」に「烏ヶ山」(高倉富士)が東に見ることが出来た。 おにぎりをほおばりながら、やけに寒いなあ。一枚重ね着をしてもまだ寒い。温度計の示す気温は6℃。 |
Bコースを下る
主稜線から派生した尾根をほぼ直線的に下るコースなので傾斜はきつい。
距離はAコースに比べ1km短いが歩いた感想では、あまり薦めたいコースではない。
「よぼし岩」200mと道標にあったが見逃してしまった。「よぼし」は「夜星」のことだろうか?と、かってに想像していたのだが。 |
のぞき岩のあるピークを展望(Bコース登山口より)
ここの大岩壁がすごかった! |
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花美人の里
のーんびり ゆーたり、至福の時
泡湯、花の湯、アメリカスパ、露天風呂にサウナもあり、宣伝通りの至福の湯につかる。
18時になると"ほたるの光"の曲が流れてきた。17時20分に入湯したのに、ゆっくりできなかったのは残念。せめて土曜日くらいはもう少し延長できないものか。 |