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「音 羽 山」 音羽三山、道探し失敗談(標高 851.7 m) 2004年11月28日(日) 曇りのち晴れ 17℃ 多武峰談山神社は春のさくら、秋は紅葉の名所として有名でこの時季近鉄桜井駅から談山神社へは臨時バスが随時運行されている。今日は小春日和、ハイキングを兼ねた人達でバスは満員で発車した。 寺川を挟んで東側に南北に連なる龍門ヶ岳連山(龍門山塊)がある。この連山の一番北の山が音羽山である。バスを桜井から15分ほどの下居(おりい)で下車。 おりい下居 バス停のすぐ北に寺川に架かる橋のたもとに設置されている看板に導かれ橋を渡る。10分ほどで南音羽の集落を過ぎると百市(ももいち)と善法寺の分岐にいたる。善法寺へは車もバイクも乗り入れ禁止となっている。 地図の@からCへの参道を歩けばいいものをAからの裏道を歩く。 これが間違いのもと。Aの地点標高710mまでは植林の仕事道があり約一時間半くらいで着く。ここからは道、踏み跡さえ全く無くてどうしようもなくなる。そこでやむなく引き返すこととする。@まで戻り、参道を歩く。30分ほどでCの善法寺へ。古来より眼病治癒のお寺さんとして崇拝者が多いそうだ。 境内一面にイチョウの落ち葉で黄色のジュウタンが敷かれている。このイチョウの木は目通4.5mもあるお葉つきイチョウ(葉の付け根にギンナンの実がなる)だか、その実は見つけることができなかった。 三山を経て談山神社の美しい紅葉を見る積りだったが、変な道草で時間的に無理なので、お寺さんをお参りして今日の山行は終了とする。 音羽山観音寺への参道には 18丁石が現存している。この町石は四角柱に笠を付け、上部に日月の掘り込みと四角の穴が開けている。横に「天保10年」と製作日が掘り込まれていた。 |
「人の行く、裏に道あるも、 山の裏道、よく見て通れ」 |
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