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金糞岳
(湖北)(標高1317m)

滋賀で第二の標高、深山を歩く
林道開通で身近な山に
2002年6月15日(土)  曇のち晴れ、(山頂22℃)

自宅- 06:00 --名神尼崎----米原----北陸道----長浜----県道37号----国道365号----県道264号-------------近江高山----林道660mまで車で登る --08:45

         

 今年4月に山頂直下の鳥越峠(標高1040m)まで全線舗装が完成。もしここまでマイカーを乗り入れると(まだ正式には660mから上部は通行禁止)わずか50分で山頂に立てる。かっては麓の近江高山で一泊して登ったそうだが、今は大阪からでも楽に日帰り山行が可能となった。私達は通行を許可された660mまで車を走らせた。

緑のトンネル

 登山道が始めに林道と出会う少し先の駐車スペースに車を止め、すぐ出発する(09:00)。空は雲に覆われているが、時々雲の切れ目から薄日のさす空模様で雨は心配無い。山頂から南にまっすぐ伸びる中津尾根を登る。尾根の東側に白谷、西側は東俣谷が深く切れ込んでいる。尾根は広くゆるやかで、道はV字形に切れ込んでいるが歩くのに苦痛にはならない。

 尾根の全行程が、ブナやコナラなどの落葉広葉樹におおわれて、緑のトンネルだ。真夏でも気持ち良く歩け、秋にはすばらしい紅葉が楽しめる魅力的な山だと感じる。ホトトギス、カッコウ、ウグイスやシジュウカラがさえずる。

 次の林道と出会う地点で休憩(09:45)、うつくしいオオルリのさえずりを聞きながら振り返れば琵琶湖、伊吹山の大展望に感激する。小朝の頭(10:25)、ブナの多い大朝の頭を経て岩混じりの比較的急な坂道を登れば、広くなだらかな山頂に着く(11:15)。展望はガスがかかりいまいちであった。自家製のおにぎりをほおばりさわやかな風にしずかな一時を過す。

 (12:20)記念写真を撮り、山頂を後にツツドリ、ホオジロの声などを聞きつつ登山口に着く(14:20)。須賀谷温泉(1000円)の露天風呂で汗を流し、渋滞もなく帰宅する。
 



「から梅雨の 緑さわやか 山登り」
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