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小金ヶ嶽   (多紀アルプスの一峰)

ルートはGPSの軌跡をカシミールにて作成

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2002年3月9日  早春の岩山

 篠山北方の多紀アルプスの主峰三嶽(標高793m)に大タワ(山へんに定と書きますが私の古いパソコンで出力できなかった)(標高約570mで両山の鞍部のこと)を挟んで東に小金ケ嶽(標高725m)が対峙している。(この「小金ケ嶽」は岩場歩きの好きな方にはお勧めの山です。)
 
 ここには立派な無料駐車場やトイレ、休憩所があり簡単に両山を往復できる楽々登山、登山口までながーい林道歩きをしなくて良い。
 
 主峰の三嶽は以前に火打岩(ひうちわん)から登っているので今日は小金ケ嶽のみ登る。
 植林の中の暗いゆるやかな道を行く。15分くらいで杉林を抜けると明るい落葉樹林帯になる。いいないいな、、、傾斜は急角度となり足元は岩肌が露出してくる。
 一つのピークを登り切ると切り立った岩尾根が頂上まで続いているのが見に飛びこんでくる。クサリやトラロープがある岩峰をいくつもいくつも越えながらアルプス気分を味わう。
 
 最近、月に一度くらいの山行、しかも日帰り低山徘徊やバードウオチングなどで、足取りは重くてしょうがない。ルート解説本のコースタイムよりも遅いペースとなり運動不足かな、いや年かなと思ってしまう。
 早春ながら、雲一つ見当たらない晴天は、気温を4月中旬くらいまで上昇させる。春かすみたなびき、本来見える360度の展望もすっきりしない。狭い山頂にいるのはおじさん達3−4名、私も山談義に加わり、暖かく気分良く、一時間ものんびりする。もうすぐ登山ラッシュになるとこの山もにぎやかになることだろう。
 
 下山も往路を歩く。中年婦人20名くらいの団体さんが登ってくる。歩きなれており、このような怖い岩場も静かに登っていた。おしゃべりする余裕がないというのが本筋の見方か。前方に三嶽と岩峰を眺めながらの下降は楽しいものだが岩場では緊張する。40分くらいで駐車場に着く。
 
 さて今日の温泉はどこにしようかなと考える。すぐ北に訪れた事の無い草山温泉があるのだが帰り道と反対側なので今回もパスし、国道173号線から少し寄り道をしてルリ渓「こぶし荘」を選んだ。

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2007年11月7日(水) 岩と紅葉

 暖かい秋、紅葉は遅れているので期待せずに丹波の山を訪ねた。

 登山口には5-6台の先客者の車が停めてある。先に三嶽に登るか小金の次にするか分かれるところだが、さて先客はとちらだろうか?

 私たちは準備を整え東の小金ヶ嶽に向かう。

 山頂は南北に広がり展望はすこぶる良い。
ススキの白い穂が青空に輝き、西側にそびえる三嶽が大きい。


小金ヶ嶽山頂部、岩稜と色付き始めた木々

三嶽

 筱見四十八滝を登りこちらに昼食休憩後来たので今回も三嶽の登山は見送りにする。

 帰り道173号線、能勢の郷の能勢温泉に立ち寄る。ここはかんぽの施設であったが民間に売却され経営が変わっている。  能勢温泉 日帰り温泉600円
 
 自宅から約50km、なんど登れど良い山だ。ヒカゲツツジの咲く頃、再来したいものだ!!! 

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