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「熊 山」 岡山、備前一の高峰 (標高 508 m) |
2004年12月18日(土) 曇り 山頂 8 ℃ |
山頂部に謎のピラミッド 岡山県熊山町 |
熊が沢山いるから熊山かなと思ったのだけど「吉備の国の中心から離れたところ、吉備地方のくま隈(すみ)の霊山というところから「くまやま」と呼ばれていた」とのこと。 晴れた日には、頂上から、備前の町、瀬戸内海の島や四国の北岸までも見ることができるとのこと、そしてこの熊山の頂上近くに、「熊山石積遺構(国指定史跡、奈良時代)」といわれる、謎のピラミッド石造物があり、一度は訪れたい所だった。 JR山陽本線「熊山」駅、赤穂線「香登」駅や「伊部」駅などから登山ルートがあるが、いくつかのコースの中でも最長の伊部コース(往復15km)を歩く。伊部駅に降り立てば正面に医王山と不老山が美しい姿を見せている。熊山はこの山の奥にありここからは見ることができない。 伊部の町を抜け、鬼ヶ城池を横目に見て進めば屹立した屏風岩と呼ばれる岩壁の奥から中電の巡視路を登ると高圧鉄塔の建つ尾根に出る。このコースの魅力はここからの展望が素晴らしいことだ。そして東屋の建つ425mピークまで好展望の道がつづく。ここから長がーい林道をたどり熊山に着く。 謎のピラミッドは千数百年という歳月をくぐり抜けて静かに存在していた。 熊山の山頂には二等三角点とNTTのバラボラアンテナが立つ。展望は遺跡の所にある展望所が良く、望遠鏡まで設置されている(無料)。 今日はとても有意義な登山ができたことに感謝。 |
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