2006年5月29日(月) 快晴 20℃ さわやか
2万5千分1地形図名:熊川(北東) |
1/50000地形図名 熊川 |
種別 二等三角点 |
点名 山上ケ岳 |
緯度 35°28′55″.7258 |
経度 135°57′21″.3794 |
往路 : 名神尼崎IC(06:00)→京都東IC→国道161号、303号→石田川ダム(08:00) (120km)
コース : →石田川ダム(08:20)→落合登山口(09:10/20)→三重嶽(11:25/55)→武奈ヶ嶽(14:15/30)→赤岩山(15:00/05)→石田川ダム(15:50)
落合登山口 標高 370m
石田川ダム 標高 270m
標高差 登り 900m 下り 920m 計 1,800 m
「三重嶽」 この字をさんじょうがだけと読めないですね。地形図の三角点名は「山上ケ岳」となっておりさんじょうがだけと読める。
この山は数年前までは秘境の藪山だったのであまり本には紹介されていなかつたが、近年愛好者が道を整備し今ではしっかりした登山道が完成している。もちろん道標もしっかり付いている。 |
うつぎ
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石田川ダムまでの車道は舗装され積雪時以外は問題なく、ダム訪問者用駐車場は広いし、トイレも用意されている。でもここから先の林道は落石散乱、路肩崩れなどで進入には注意が必要だ。
なので登山の私達はここダム駐車場に駐車して落合登山口まで歩くことにした。 |
ダムより落合登山口まで約4kmの林道を歩けば登山のウオーミングアップになる。なにより新緑は盛りで緑に染まりそうな気分良さだ。
ウツギのピンク色が山裾一面に広がっている。なんとウツギの多いことか、すばらしい。このピンクに紫色の桐や山藤が彩る。 |
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三重嶽のピークまで4.3km
取り付きから30分くらいは急な斜面の登り、それから緩やかにアップダウンを繰り返すと844mのこぶに着く。
今、春の花の時期は過ぎ目に青葉の季節、イワカガミなどの残り花に元気をもらう。
山頂部は丸くてかなり広い、樹木は切り払われ北は日本海、東南には琵琶湖、伊吹山から比良山北部の山々が展望できる。見事なパノラマが広がっていた。
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三重嶽より武奈ヶ嶽、赤岩山を望む
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三重嶽より武奈ヶ嶽へ縦走途中に目にする三十三間山。 |
武奈ヶ嶽 |
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モリノアオガエルの玉子 ブナ ブナ ブナ
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武奈ヶ嶽より南へ下りまた登り返せば三等三角点のある赤岩山、ここから縦走路は南へ角川へとつづくがダムに車を置いているのでダム登山口への尾根に開かれた下降路を下る。
距離は14kmくらいだが標高差が登り 900m 下り 920mの計 1,800 mにもなる。
千メートルに満たない山だけど、厳しい縦走山行だった。
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桐の花 |
山藤 |
ゆきざさ |
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スミレ |
ヤマツツジ |
チゴユリ |
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イワカガミ |
オオカメノキ |
ぶなの芽だし |
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ミヤマカタバミ |
みみなぐさ |
レンゲツツジ |
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★ 野鳥もにぎやか ★
ツバメ、セグロセキレイ、キセキレイ、ホオジロ、ヤマガラ、ジョービタキ、カケス、ヒヨドリ、アオサギ、シジューカラ、コゲラ、アカゲラ、カッコウ、ホトトギス、トビ、ウグイス、ソウシチョウ、オオルリ、キジバト 19種
(目で確認と鳴き声で確認)
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