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「三十三間山」
若狭の山 (標高 842.3 m)

2004年11月18日(木)

 京の三十三間堂の建築資材木をこの山から切り出したので山名が三十三間山と云われる若狭の山を登る。

  名神茨木IC(06:50)−京都東IC−鯖街道−国道303−国道27−倉見(09:05)

 平日、早朝のため渋滞はなく予定の時間で登山口の駐車場に着く。自宅より約140km。

ここは三方町、国道にはものすごく大きな登山口入り口の看板が立ち、駐車場には車が50台は停められるくらいだ。もちろんトイレも完備されている。

 天気は下り坂で昼過ぎから雨との予報が出ている。倉見の登山口に着いた時は黒い雲が全天を覆っていた。

 登山口(09:15)−支流分岐(09:30)−最後の水場(09:45)−尾根上(10:10)−夫婦松(10:20/25)−中間点(10:30)−風神(11:00)−山頂三等三角点(11:25/35)―往路―登山口(13:15)

    【 片道 4 km  登り2時間10分、下り1時間40分 】

 きれいな水の流れる沢に沿って林道がつづく。沢にころがる岩はみがかれてピカピカだ。10月の台風の時降った大雨で沢は濁流となり岩に付いた苔を洗い流したのだろう。

 最後の水場からジクザグの急坂を尾根に上がり、尾根は気持ち良い潅木の道がつづく。枯れてしまった夫婦松を過ぎ、風神さんを拝んで主稜線にでる。ここから山頂までススキの原が続いている。ところがだ!

 風が強くて冷たーい、雨が降ってきた、寒むーいなぁ。手もこごえーる。展望の無い山頂で長居も出来ず、記念の写真一枚を写してすぐ退散。その後ずっと降り続いた雨だった。登山口近くの杉林でオオイチョウタケの群生に出会い大喜び。

 三方町からの帰り道、隣町の若狭上中町に「スーパー銭湯」と銘打った湯を見かけたので立ち寄る。名を「瓜割の湯」という。なぜ「瓜割というのですか?」と問えば「この近くに瓜割の滝」があり、その名から名付けた」とのこと。入浴料 880円 薬湯、うたせ湯、寝湯、ジャグジー、つぼ湯に露天風呂、特にめずらしいのは「冷凍サウナ」…・水風呂より気持ちいいね。

「すぎ林 スギエダタケに

  オオイチョウタケ 自然の恵みに 感謝かな」


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