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「釈 迦 ヶ 岳」
大峰の山 (標高 1,799.6m)

 2003年6月29日(日)


 

 この山行は28日に予定していたが、前日の天気予報では「28日大雨29日晴れ」なので29日に変更して実施。6月28日は雨の特異日、記録によると8割は雨が降っているとのことで、今年も終日雨が降り続いた。29日は予報のとおり朝から晴れ上がり梅雨の中休みである。バナナと牛乳を飲みながら家を飛び出す。

武庫之荘駅(06:35)−地下鉄梅田駅(06:56)−南海電車なんば駅(07:12)−河内長野(07:40)

  河内長野に居を構えているBさんの車に駅で二人が乗り込む。R310で五条経由、R168を順調に南下し大塔道の駅でトイレ休憩を取り、旭橋から林道を走る。この林道は未舗装でガードレールも無いガタガタ道の部分があり怖い道だが、高速道を時速140kmでぶっ飛ばすBさんも慎重な運転だ。林道を45分で不動小屋登山口に着く(10:30)。


 吉野熊野奥駈道が山頂を通る釈迦ヶ岳には奥駈道のほかに南東の前鬼からと南西の不動小屋からの登山道などがある。私達が登るルートは南西の不動小屋からの登山道ルートをたどる山頂への最短コースである。

 登山口(10:30)−尾根出合(11:30)−古田の森(11:25/30)−千丈平(12:30)−山頂(13:10/14:15)−尾根出合(15:30)−登山口(16:15)   【 登り2時間40分、下り2時間 】


 檜植林の急な坂をジグザグに登り切り、尾根出合からはブナ等の広葉落葉樹林が続き、梅雨時の緑はすがすがしい。青い空、冷たい風、なだらかな尾根歩きは「来て良かった」が皆の感想。






 混雑する山頂、さすが大峰山脈最南端の人気の山、登山者が多い。南向きの釈迦の銅像がある山頂では360度の展望を味わいながら、ついつい長居をしてしまった。どこまでも連なる山々が美しい。カッコ−が鳴き、うぐいすなど小鳥も賑やかでドウダンつつじもいまだ山頂に残る。


 大塔村にも温泉が有名で村の「星の湯」や「夢乃湯」がある。日帰り入湯600円の「夢乃湯」温泉にゆったりとつかり疲れた身体をいたわる。ツリ気味のふくらはぎは大丈夫だろうか?

 帰宅は午後10時、遠距離の日帰り山行だったが、このコースはおすすめの山の一つだと思う。


◆ カッコウ鳴く 秘境深山 釈迦ヶ岳 ◆


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