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 壺阪〜高取山 

 標高 583.9 m 三等三角点 


2005年1月10日(成人の日) くもり 時々雪

寒中、雪舞う高取城跡のある山を登る

 

 高取山にあった「高取城」は南北朝時代(1333年よりの60年間をいう)に築かれ、豊臣秀長(1539生〜1591年1月22日没)の家臣本多氏、譜代大名の植村氏により大改修された。城内は1万平方m、周囲3km、郭内は6万平方m、周囲30kmもあり山城としては日本一の規模といわれる。白亜の城郭がそびえた様子は「芙蓉城」と称えられたが、廃藩置県で明治20年ころ取り壊された。

  行程 (約6km)

壺阪寺登山口(08:50) 〜 五百羅漢(09:05) 〜 山頂(10:10) 〜 登山口(11:15)

 登りたい山の一つであるも、なかなか登る機会が無いままになっていたのだが、年初に日本一と言われている城址に登るのは縁起がいいだろうと訪ねた。

壷阪寺

 壺阪寺は西国三十三観音霊場第六番の札所。(浄瑠璃「壷坂霊験記」のお里・沢市の物語でも名高い)

 近鉄壺阪山駅から徒歩50分歩くのを省略するため壺阪寺前バス停横にある霊園駐車場にマイカーを止めさせていただく。高取城址まで車道が通じており車で登れば10分で山頂に着くのだがこれでは登山とならないなぁ。

 お寺から城址への車道を少し歩けば道標があり、登山道が始まる。


 15分くらいで五百羅漢(壺阪寺の奥の院、香高山にある石仏群)回遊路に着く。五百羅漢は巨岩に無数の石仏が刻み込まれており、この石仏群を刻んだ石工達は何を想い彫ったのだろかとの思いが湧く。

 降雪で白くなった山道を一人もくもくと歩く。花も無く、行き交う人も一人として無い、ただカケス、モズ、ホオジロなど野鳥の鳴き声が聞こえるのみ。

五百羅漢


高取城

「巽(たつみ)高取、雪かと見れば、雪でござらぬ土佐の城」 天守閣跡に立つ歌碑より

 香川県丸亀にある丸亀城もすばらしい石垣を持っているが、高取城はほぼ完全な姿で壮大な石垣がつづき、さすが日本一と云われる所以だ。

 廃城となり入り組んだ石垣のみ残るその天守閣の跡に三角点が置かれていた。


 天守閣の跡に立てば吉野、大峰、大台ケ原、金剛、葛城、二上山、高見山とぐるりの大展望がある。 山上から10分ほど北へ下れば、大和三山が見渡せる国見櫓跡がある。残念ながら、この日は雪で展望は今ひとつであった。

 この山は手軽に登れる展望にすぐれた、史跡めぐりの山である。

国見櫓にて大和三山方面


所在 : 奈良県高取町高取

高取町観光協会 TEL : 0744-52-3334

交通 : 近畿日本鉄道/壺阪山駅 → 奈良交通バス壺阪寺前行きで11分

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