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蓬莱山〜打見山

2000年11月25日(土) 曇り、気温17℃、山頂13℃、風弱し

 明日は59歳の誕生日なのだ。50台最後の誕生日で、その次は大台変わりでイヤになってしまいそう。

 というわけで、どこか記念にと登山をすることにし、行き先は琵琶湖バレイスキー場が山頂にある「蓬莱山」にした。(蓬莱は極楽浄土なのだ)

 JR尼崎駅07:30発の新快速に乗車、堅田に08:33着。
秋の行楽シーズンで電車は満員、堅田発平ゆきのバスも満員だ。ザックをかついだ登山客で臨時便のバスも満員で出発した。幸運なことに電車もバスも座席に座れたので嫌いなバスにも酔わなかった。

 平は京都最高峰である「皆子山」登山口のバス停ともなるので、乗客の半分近くが下車した。
その中で今日私の歩く「権現山」〜「蓬莱山」コースには数名が向かったようで、残りのほとんどの人が「皆子山」に向かった。

 09:15に平登山口を出発する。左潅木、右植林の中を黙々と歩く。清水の湧く水場を横目でやり過ごす(夏なら大汗をかいて、うまいと頂くところだが今日はまだ少々寒い)。権現山への中間点アラキ峠を過ぎ、休憩なしで権現山山頂に10:23着く。

 笹原を少し行くと、琵琶湖全面に大雲海が広がっているのが見えるではないか。右より比叡山、湖南アルプス、正面に鈴鹿の連山、遥か遠方に見えるのは伊吹山で、左には蓬莱山への稜線がつづく。

 すばらしい雲海、東方から差す薄日の太陽光線で真っ白に輝いており私の誕生日の前祝いをしてくれていると一人で感激する。

 権現山からは右に琵琶湖を眺めながらの稜線歩きである。
10:51ホッケ山(法華経を意味するところから付いたのだろうか)を越え、11:20小女郎峠も休憩ナシで通過、小女郎池を左に見てすぐそこに見える蓬莱山の山頂を目指す。9月の錫丈岳以来の山行なので足が重い。

 山頂に11:43着。山頂はスキー場の頂で、何も無く先ほどから強まった風が吹き抜けるのでとても寒い。寒いので他の登山者も展望そこそこにして早々に下山している。山頂を少し下ったところで、笹を風除けに座り込みうどん定食で温まったところで私も打見山へ向かう。

 打見山の山頂は琵琶湖バレイスキー場のリフトが動いているので、観光客が結構多い。
スキー場管理の皆さんはスキーシーズン入りに向けて懸命に準備中であった。30分ほど休憩して、13:20出発する。下りにも弱い私であるが、ゆっくりゆっくり山を楽しみながら、冬枯れの山道を歩く。
15:10JR志賀駅に着いた時、腰に着けた万歩計は27,458を示していた。


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