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「常 念 岳」  穂高、槍ヶ岳を展望する名山 (標高 2,857 m)



2004年8月8日(日)〜8月10日(火)

 槍ヶ岳の東に梓川を挟んでピラミダルな山容をもち、目立つ山「常念岳」に登った。
この山は5月中旬ころ東側の安曇野から眺めると、徳利を持つた常念坊さんの雪型をみることができる。

 伝説では「八面大王」の重臣であった常念坊という坊さんが坂上田村麻呂との戦でこの山に逃れてこの名がついたともされている。

2004年8月8日(日)
自宅をマイカーで出発(10:00) →須砂渡キャンプ場着(16:00)(泊)距離約390km

 名神、中央道、長野道は渋滞も無く時速90km走行。
キャンプ場すぐ横には公共の宿「ほりでーゆ四季の郷」に年中無休の温泉があり入浴(500円)でき、ありがたかった。

標高800m、テントの中は涼しく快適だった。

2004年8月9日(月)

キャンプ場(06:00)→一の沢ヒエ平駐車場(06:10/20)→一の沢補導所(06:45)→烏帽子沢出会(08:05) →最後の水場(09:50) →常念小屋(11:00)(泊)

 登山口(1,260m)から常念小屋(2,450m)まで一の沢を離れず登り詰める。
距離にして5.8kmだから急登の胸突八丁と呼ばれる所は階段がつづき苦しい。
また美しいお花畑の広がる最後の水場からの400mの高度差を登る坂道も急登で息がぜいぜいとなる。

 小屋に着くころから雲行きがあやしくなり夕方はどしゃぶりの雨が降る。
天気予報は良くないが「明日はきっと晴れる」と私は何故か確信を持っていた。

 

  

   トウヤクリンドウ              腕ににじむ汗によってくる蝶

 

2004年8月10日(火)

常念小屋(04:35)→常念岳(05:35/06:20)→常念小屋(07:20/08:00)→一の沢駐車場(11:10)→温泉入浴→自宅(18:00)

  

                            穂高に常念の影を映す

 大迫力の槍ヶ岳、肩の小屋も見える

 朝3時半、空には満天の星が光っていた。
常念岳へのジグザグの急な道を登る心は上機嫌であった。山頂に立ったとたん目に飛び込む大展望は期待していた以上だった。

この景色は文章で表現することは出来ない。

下山後、登山口より車で15分、穂高町営のしゃくなげ荘にて温泉入浴400円

ホシガラス 


「カケス こまどり鳴き 乗越のホシガラス」

 


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