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「久住山〜中岳」

九州の名山 (標高 1,787m)


2005年1月21日(金) 〜 23日(日)  晴のちくもり  山頂  −6 ℃

 樹氷を求めて

 「久住」と「九重」はどう違うのかが疑問の一つであった。
「九重」は連山を意味し、1700mを越える山々−11座を含み、その連山を代表する山が「久住山」ということが登ってから解かった。


 私が調べたところ−中岳(1,791m)、久住山(1,787m)、大船山(1,776m)、稲星山(1,774m)、星生山(1,762m)、天狗ガ城(1,758m)、三俣山(1,744m)、白口岳(1,720m)、北大船山(1,706m)、が見つかった。


 この中で中岳が九州本土での最高峰である。
ちなみに九州最高峰は宮之浦岳(標高1935m)である。


 登山行程

牧の戸峠登山口(08:35)―沓掛山(09:10)―扇ヶ鼻分岐・西千里(09:40/50)―久住分れ―久住山頂(11:15/35)―久住分れ・昼食(11:30/55)―御池―中岳(12:20/40)―久住分れ (13:20)―北千里(13:35)―スガモリ越え(13:50/14:00)−長者原登山口(15:00)

牧ノ戸峠登山口

 やまなみハイウエイの標高1330mの位置にある牧ノ戸峠から標高差は460mを登る。
久住山は九州で一番有名な山であり、一番人気の山とのことだが、この時季ではやはり登山者はバラバラだった。

 リーダーさんに拠ると、このところ10日ほど降雪が無かったそうで積雪は30cmくらいだった。
ルート上の雪はばっちり踏み固められ、スリップ防止の為8本歯のアイゼンを着けたが無くても歩けそうだった。


 

 

 大いに期待していた樹氷はさっばり見られずじまいで「残念」だったが、その反面、一日中どこまでも展望が楽しめたことは幸いだった。
遠くは四国の山並み、長崎の雲仙岳、福岡の英彦山、熊本の阿蘇山、祖母山などがぐるっと一望のもとに見える。

 

 

すぐ眼下の硫黄山の音を立て立ち上る噴煙は不気味である。

 

 6月初旬からミヤマキリシマが斜面をピンクに染める平治岳(ひいじだけ、標高 1643m)が坊がつるを挟んで北東に大船山と並んでいる。
6月にまた来たいな。







 カラスのこと

 久住分れを基点に久住山、中岳を往復するのでザツクを置きデポし身軽になって登ると、とんでもないことになる。
ザックのファスナーをきっちりしておいたはずなのに、開けられて中の弁当や果物が食べられてつつみ紙やビニールがその辺に散乱しているのだ。

 ここのカラスは人のしていることを見て学習し、くちばしでファスナーを開けることを知っている。
私はミカンだけしか入れていなかったので被害は少なかったが、弁当を全部食われた人も多いという。


 人が猿にザックごと持っていかれたのを目撃したこともあるが、私にとってカラスにはゴルフボールを持っていかれた経験しか無かった。
最近のカラスはかしこい。

零下 0.5℃

 

往路   大阪南港 関西汽船 サンフラワー 18:50発 別府港 06:20着
復路   別府港              19:00発 大阪南港06:20着

 登山口まで車で90分くらいかかる。


「便利だが カラスも開ける ファスナーかな」


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