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「西穂高岳」

新穂高ロープウエイ〜独標〜西穂(標高2,909 m)


2004年10月12日(火)〜13日(水)

2004年10月12日(火)

梅田近鉄バス(08:37)→新穂高温泉駅(15:35)→新穂高ロープウエイ(15:45発) →西穂高口駅(16:10/20)→西穂山荘(17:20)(泊)

 秋の行楽シーズン入りで平日だがバスは七割くらいの乗客を乗せて定刻(08:37)に発車した。
ところが尾張一宮付近で工事による大渋滞に巻き込まれ、40分遅れで新穂高温泉に着いた。
 新穂高ロープウエイの最終便(15:45発)にはギリギリの時刻であった。
 

 
 ロープウエイの窓ガラスから見える正面の笠ヶ岳や錫丈岳、
眼下の黄色を主体とした紅葉は今が盛り、
前方には明日挑む西穂高岳の岩峰や槍ヶ岳も屹立しており、
胸躍るシーンである。

 気温10℃、暗くなる前に山荘に着かねばとティシャツ一枚で汗だくとなり、
紅葉の散策もほどほどに急ぐ。
同宿の登山者は25名ほど。PM9時消灯だが自分で消さなければずっと点いている。

2004年10月13日(水)

 西穂山荘(05:40)→丸山(05:55)→独標(06:50/07:15)→ピラミッドピーク(07:45/50)→西穂高岳(08:35/09:05)→ピラミッドピーク(09:50)→独標(10:20/30)→丸山→西穂山荘(11:15/30)→西穂高口駅(12:15/30) →新穂高ロープウエイ→新穂高温泉駅(12:55) →入浴→濃飛バス(14:40) →高山(16:13着/16:20発) →濃飛バス→梅田(21:00)

 

西穂山荘より西穂を展望

 

 日の出、5時50分の少し前に出発する。
白いガスが広がっていたが高度を上げればすぐ雲海の上に回りの峰々が姿を現した。
西風が強く吹き、気温も0度くらいで寒いがフリースの上着を着ければしのげる程度、
手袋も欲しいが無くても良いくらいでずっと素手で通した。

独 標

 独標からは切り立った稜線を歩くので気を引き締める。
切り立っていても、片側にハイマツでもあればやれやれだが、両側に何にも無ければやっぱり怖いですね。
登攀と違ってザイルが無いのだから落ちたら何処まで転げるか判らない。

独標より振り返れば 焼岳に乗鞍岳

 ピラミッドピークからの下る所とか、山頂のすぐ手前の15mくらいある平らな岩はちょっといやな感じだ。
 
滑りそう!!!
 
ここの岩にはボルトが打ってあったので、ガイドによる案内登山には多分確保用のロープを張るのだろう。

 

羽が半分白くなり始めたライチョウ

 山頂だぁと両手を大空に伸ばす。
青空に羊雲がひろがっており、真っ白な雲海、北アルプスの連山、上下左右前後どの方角も私を有頂天にさせる。
 独標でのおにぎり朝食は美味しかったし、ここ山頂の展望は苦労しただけの価値があった。


村営の温泉浴場

 新穂高温泉のバスターミナルのすぐ横に温泉浴場があり、無料で入浴できる
 (10時から16時まで)

パノラマここをクリック

西穂山荘(2食付\8,800) 0263-36-7052

新穂高ロープウエイ―   (往復\2,800荷物\300) 0578-9-2252

近鉄バス  06-6772-1631 

濃飛バス  0577-32-1688


「衣かえ 白い雷鳥、雪を待つ」


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