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「空 木 岳」

中央アルプスの名山 (標高 2,864 m)


2005年7月6日(水)〜7月8日(金)

 梅雨時の天候急変で途中断念やむなし

6日(水) くもり 時々 晴れ

マイカーで出発、名神尼崎IC(09:40) →中央道駒ヶ根IC着(13:40)(泊)距離約320km

 名神、中央道は渋滞も無く走行。
昼食は恵那峡SAで”ひつまぶし”をいただく。
 
”ひまつぶし”に間違えそうな名の料理。おひつの中にごはんとうなぎのかばやきが入っている、”うなどん”のようなもの。

  食べ方の方法が付いており、@そのままで A薬味を入れて Bだし汁をかけて となっている。 要するに「櫃の中でまぶしていただく」ということ。

 食後の感想として、この一品はお奨めかな。

 駒ヶ根着後、重文・旧竹村家住宅、郷土館や光前寺などを散策する。

 

 

旧竹村家住宅             郷土館

 

光前寺の名勝庭園

 散策後宿舎とする駒ヶ根ユースホステルに17時着。

 

7日(木) 晴れ 10時ころより天候悪化・強風、大雨

駒ヶ池バス停(07:11)→しらび平(07:51/08:00)→千畳敷(08:10/40)→極楽平(09:05/10) →島田娘(09:25) →2,711m峰(10:00)→濁沢大峰(10:40)→岩場(11:10)進行断念引き返す→千畳敷(14:40/15:20)→駒ヶ根ユースホステル(16:30)

 駒ケ岳ロープウエイを降りると千畳敷前面に青空が広がり、宝剣岳の荒々しい岩峰がそびえていた。
ところが一時間後に急変、大雨になるとはこの時想像すらできなかつた。

千畳敷と宝剣岳

 

 

 

花、残雪、展望を楽しみながら極楽平へ

 

 

空木岳への縦走路は快適で、たくさんの花々に迎えられる。

コイワカガミ、ミヤマキンバイ、チングルマ、ウスユキソウ、シオガマ、イワツメグサ、
コケモモ、ショウジョウバカマ ・・・・・

手前より濁沢大峰、檜尾岳、熊沢岳、一番奥が南駒ヶ岳、その左前が空木岳

 

 シャクナゲ、ハイマツ・・・

 

 島田娘、2711m峰を過ぎた頃からガスが上がり展望があやしくなる。
濁沢大峰手前のコルで小雨が振り出したが濁沢大峰を30分くらいかけ登る。
 
 少し危うい岩場を過ぎた所では風もだんだん強まり、空木岳まではまだ4時間以上かかることを考え、残念だが引き返すことに決める。

 コルまで戻った所で雨着をつける。
引き返すのも雨、強風のため楽ではなかった。
極楽平に着いた時は半ばヨレヨレ、ここから残雪の急坂をなんにも見えない中、トボトボ歩く。

 YHにもう一泊、疲れを癒す・・・露天 こぶしの湯 500円 リフレッシュできた。

 バスセンターの近くには こまくさの湯 もある。

8日(金) くもり 一時 晴れ

YH(08:00)→蘭ミュージアム( 高森町 )(09:00/09:40)→元善光寺(10:00/10:20)→飯田IC(10:40)→名神尼崎IC(14:30)

 

大沼湖より木曾駒ケ岳を望む(8日朝撮影)

 

 

蘭ミュージアム( 高森町 )の花 

 私達が歩いた同じ日に、一人で千畳敷から木曾駒ケ岳、宝剣岳を越え、極楽平を通り空木岳へ縦走した若き女性がいたことをお知らせしよう。千畳敷を8時45分に出発し風と雨と岩と格闘、バテバテになりながらも16時半に木曾殿山荘へ着いた。


 こんな予定だったのだが・・・

 


「雨風を 恐れる 弱き男たち」


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