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「空 木 岳」 中央アルプスの名山 (標高 2,864 m) |
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2006年9月7日(木)〜9月9日(土)
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マイカーで出発、 名神尼崎IC(11:10) → 多賀SA(12:40/13:05) → 恵那SA(14:35/14:50) →中央道駒ヶ根IC着(15:45)(泊) 距離約310km |
名神、中央道を同行者とは交互に100kmくらいで運転をしながら快適に走行。
昼食は多賀SAで摂り、次に恵那峡SAで15分の休憩を取る。ここから駒ヶ根ICまで休憩無し。
去年泊まった宿 駒ヶ根ユースホステル に15時45分に着いた。
4時のチェックインまで玄関で待ち中に入る。
駒ヶ根高原にはキャンプ場もあるし、お安い宿は駒ヶ根温泉ホテルも一泊朝食付4800円がある。
宿(07:11)→林道終点(07:51/08:00)→鷹打場(08:10/40)→池山分岐(09:05/10) →尻無(09:25) →迷い尾根(10:55)→ヨナ沢の頭(11:40/12:10)→避難小屋分岐(12:55/13:00)→駒峰ヒュッテ(14:30/15:30)→空木岳山頂(15:40/16:10)→駒峰ヒュッテ(16:20) |
中央下は檜尾岳、その彼方に宝剣岳と木曾駒ケ岳(駒峰ヒュッテより)
甲斐駒ケ岳(南ア)に昇る朝日
標高1360mの林道終点までガタガタの砂利道を走行(駒ヶ根菅の台バス停より30分くらい)。
道の勾配はゆるいので四駆車でなくてもOKだが車の腹をガリガリとこする所もいくつかあるが、歩けば1時間30分もかかるので池山尾根を登る登山者はここに駐車している。
トイレもあるここには30台は駐車できるだろう。
水場 岩とクサリ
標高1750mの水場まで約2時間、休憩地にもってこいの所だ。ここから尻無(1970m)まで遊歩道と登山道の二手に分かれる(どちらもこの間1.7km)。(登りは急登のある登山道、下りは遊歩道を歩く)
大地獄 シンボルの駒石
キツツキ、ゴジュウガラ、カケスに美しい声の持ち主はホオジロだろうか?野鳥のさえずりを聞きながら恐い大地獄を(はしご、くさり、ロープで完全整備されているので転落の不安は少ない)通過する。
迷い尾根の分岐を越え、ヨナ沢の頭の尾根に着いた所で昼食休憩を取る。
昨夜駒ヶ根のベルなんとかという巨大なスーパーで買ったおにぎりをほおばるも私は一個だけしか食べられず。
彼は3個と食欲モリモリか。
ゆるやかになった尾根にはしゃくなげ、イワカガミなどの花がシーズンにはにぎわいそうだが、今は御前橘などの赤い実が目に入るのみ。
まだ紅葉には少し早い山だった。
石より山頂を展望
樹林帯が駒石の付近からハイマツに変わると、
ホシガラスがハイマツの実をくちばしでくわえて平らな石の上や道横に運び足で実を押さえて食べている。
実が熟す時期が標高により違うのでそれを求めて場所を変えるのだが、この付近が食べごろなのだろうホシガラスが沢山集まっている。
こんなに多くのホシガラスを見たのは初めての経験だった。
また駒峰ヒュッテの周りにイワヒバリより少し小さめの小鳥も見受けられたが判別ができない。
曇り空も駒峰ヒュッテに着く頃には晴れ上がり青空だぁ!!!
「山頂まで100m」の道標の立つ駒峰ヒュッテに荷物を置いて休憩後、山頂の三等三角点に立ち”登頂”ばんざーい。のろのろ登山で7時間以上かかってしまった。
私たちより1時間くらい早立ちの2パーティ(日帰り登山者)は避難小屋分岐手前ですれ違う。
私たちのように写真を撮ったり昼食休憩などしないのかな。
この夜は満月でした。
山頂の澄んだ空気を通して月は橙色に輝き、本が読めるほど明るかった。大阪で見る月は青白く暗い。
満月でも北極星、左に北斗七星、右にカシオペアが近視視力0.6の肉眼でもくっきりと見えた。
夕食後のひととき、冷たい西風に吹かれながらも天空を眺めたのでした。
9日(土) くもり 下山途中一時霧雨
駒峰ヒュッテ(06:10) → 登山口(11:15) → こまくさの湯(11:45/12:30)→中央道駒ヶ根IC(13:20)→尼崎IC(18:00) |
駒峰ヒュッテは銀マットを敷きその上で寝袋に入って寝る。
この日は定員32人のところ私たち二人だけだったので人いきれなく夜半は12度くらいまで温度が下がったようだ。
朝霧が全天を覆い真っ白の午前5時半、「朝ご飯できました」の呼び声で階下に下りる。
3時頃寒さで目を覚ましてから寝付けず、うとうとしていたので頭が冴えない。
日出と共に霧は雲散、東に八ヶ岳、甲斐駒ケ岳が白い雲海に浮かんだ。
下山後一週間、ふくらはぎの筋肉痛が治らない。日頃の運動不足が身にこたえる。
不如帰(ホトトギス) |
センジュガンピ(千手岩菲) |
トリガブト |
母子蓬 |
ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草) |
御前橘 |
竜胆(リンドウ) |
裏縞躑躅(秋一番に紅葉する) |
雪笹 |
ホシガラス (ガーガーと鳴く) |
「再チャレンジ 今度は成功 空木岳」