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「南八ヶ岳半縦走」 硫黄岳より横岳、赤岳へ 、中岳を経て阿弥陀岳へ |
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2002年9月25日(水) 晴れ中央自動車道より 新雪の赤岳 (2014年11月03日撮影)
大阪梅田阪急三番街の高速バスターミナルに着いたとき今回同行のBMさんは既にお待ちになっていた。 大阪〜茅野の運賃は往復10,000円ポッきりとかなり割安である。
麓の美濃戸口は木々が色付き始め秋の気配が濃い。 (標高1480mくらい) 20分ほどヘッドランプを点けて足元に注意しながらも足早に歩き赤岳鉱泉に着く。 標高約2240mの赤岳鉱泉(赤岳へは登り標高差約700m) 朝戸外は白く霜が降りているが室内は12℃くらいありシャツ一枚でも暖かく過ごせる。 |
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9月26日(木) 晴れ
スクランブルエッグと味噌汁の朝食がおいしい。
火口の端まで行くと横岳に隠れて見えなかった、憧れの富士山が横岳の左稜線の向こうに出現する。 |
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硫黄岳は稜線も広く安定した山歩きができ、夏は高山植物のお花畑が広がるところ。 歩を止め大同心を眺め、ロープやクサリ場を慎重に進むと岩場の核心部(カニの横ばい)だ。 落ちたら最後、震えながら通過すると横岳(2,829m)の道標の立つ奥の院。ほっとしてお昼休み1時間(気温は15℃)。
横岳の岩場を通過してほっとする間もなく、赤岳の登りも岩登りがつづく。
赤岳への登り道 赤岳
一日中楽しんだ展望も下から湧き上がる雲にはばまれ、富士も姿を消した。
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9月27日(金) 曇り
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朝方寒く毛布を二枚かぶる。 夕べ7時から寝たので一回目に目覚めたのは12時過ぎ、5時起床。 二重になったガラス窓から日の出前の赤い輝きが見える。 5:39太陽が雲海の上にまばやくばかりの光線を放つ。 逆光に富士は雲海に浮かび数日前の初冠雪が白く見える。 |
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体調、天気が悪ければ文三郎尾根を行者小屋へ下山の計画であったが、両方とも良好のため予定変更。 阿弥陀岳からの眺望は間違いなく感動する。 ほとんどの登山者は中岳のコルへ引き返し行者小屋経由で下山するが、私達は御小屋尾根を下る事に挑戦する。 美濃戸山荘で入浴、乾杯。帰りのバスも順調であった。 |
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赤岳鉱泉 1泊2食 7,500円 電話 0266-72-3939 赤岳頂上小屋 1泊2食 7,500円 電話 090-2214-7255 |
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「秋空に 岩峰そびえ 八ヶ岳」 |
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